「第33回日本映画批評家大賞」
in東京国際フォーラム ホールCにて
2024年5月22日水曜日、東京国際フォーラム、ホールCにて第33回日本映画批評家大賞授賞式が行われました。METからは萩原国博事務局長ならびに上席評議委員で環境シルバー株式会社代表の河邊優氏、評議委員で株式会社夢絆代表の末広誠史郎氏、副代表の株式会社ユニファイジャパンCEO寺田常徳氏が協賛として協力させて頂きました。司会は松尾貴史さんが担当されました。
1991年に水野晴郎や淀川長治、小森和子といった映画批評家たちによって設立された『日本映画批評家大賞』は、バラエティ豊かな日本映画作品のなかから、映画批評家たち選考員の独自の視点によって、厳密に選定されて受賞者が決定されます。
映画という文化は、おのおのの監督、演者が限られた時間の中であるテーマを伝えるために様々な手法が工夫されております。様々な角度から描かれる映画は、個々の主張を尊重し、様々な意見に触れ合えるツールでもあります。
この歴史ある授賞式にて、今回選ばれた作品は多岐にわたり、新人男優賞(南俊子賞)/アフロ、黒崎煌代『さよならほやマン』、新人女優賞(小森和子賞)/花瀬琴音『遠いところ』、助演男優賞/磯村勇斗『月』、助演女優賞/新垣結衣『正欲』、主演男優賞/東出昌大『Winny』、主演女優賞/筒井真理子『波紋』、監督賞/荻上直子『波紋』、ドキュメンタリー賞『ライフ・イズ・クライミング!』、アニメーション作品賞/映画『窓ぎわのトットちゃん』、新人監督賞/金子由里奈『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』、新人監督賞/工藤将亮『遠いところ』、脚本賞/上田誠『リバー、流れないでよ』、編集賞(浦岡敬一賞)/今井大介『#マンホール』、撮影賞/芦澤明子『スイート・マイホーム』、ゴールデン・グローリー賞(水野晴
郎賞)/木野花『バカ塗りの娘』、ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)/小林薫『バカ塗りの娘』などの豪華俳優女優も授賞式に参加されました。
萩原事務局長からは、『バカ塗りの娘』にてゴールデン・グローリー賞を受賞した木野花さんへ花束を舞台にてお渡しさせて頂きました。河邊上席評議委員からは、『ほかげ』で作品賞を受賞された塚本晋也監督へ花束をお渡しさせて頂きました。